戦術論 道標 [michi-shirube] Written by Kota Yoshida
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コラム:雀荘事情・I
最近のフリー雀荘は、どこの店でも客集めに苦労しているようです。その原因としては、一昔前のような熱狂的な麻雀ブームは去り、麻雀人口の絶対数が減った事、また明るく健全な店づくりをコンセプトとする店が主流となったため、最新の全自動卓の導入などといった設備投資の増加に伴いゲーム代が上昇した事などが考えられます。
現在一般的な東南戦のゲーム代の相場は、1000点50円で400円前後、1000点100円で500円前後ですが、それぞれ1トップの収入が2500円、5000円前後と考えると、ゲーム代の占める割合は決して低いとはいえません。店側はそれを補う為に、ドリンクサービスを行ったり、大会やイベントを企画したりと様々なサービスが考えられています。
このような現状の中、ここ数年都内を中心に、次々と展開している新しいスタイルの雀荘があります。いわゆる 「ギャル雀」と呼ばれるものです。フリー雀荘は通常、打ち番兼立ち番業務をするメンバーが3~4人いるのですが、「ギャル雀」ではこのメンバーが20歳前後の女性が中心となっているのです。この「ギャル雀」が若い世代の男性客にうけ、その進出は目を見張るものがあります。
では、この「ギャル雀」の良さはどこでしょうか。私は次のような点があると考えます。
・若い女性スタッフを起用する事により、お店の雰囲気が明るくなる。
・あまり雀荘経験が無い人でも店に入りやすくなった。
・明るく可愛い女性と喋ったり、一緒に麻雀を楽しむ事ができる。
・女性の麻雀人口増加につながる。
このようにメリットは様々あり、実際お客さんもたくさん入っているようです。
私自身、何軒か「ギャル雀」に打ちに行った事はありますが、私はどちらかというと普通の雀荘の方が好きです。その理由の一つとして、メンバーの女性が、ルールや点数計算、マナーを知らない事が多いという事。女性とはいえ、店の従業員として卓に入るわけですから、麻雀の基本事項やその店のハウスルールくらいは熟知しておいてもらいたいものです。また、彼女たちの大半が、ゲーム代や麻雀の収支を店に負担してもらっているためなのか真剣さが感じられないし、麻雀雑誌などに掲載されている、低劣ともいえる広告にも賛同できません。中には店の宣伝ではなく、女性メンバーの宣伝となっているものも見られます。
以上の理由は人によって「そこが良い」とお考えになるのかもしれません。私は、「ギャル雀」というスタイル自体を否定するつもりはありません。ただ、このような改善を求めている人間もいるのです。
戦術論 道標 [michi-shirube] INDEX
序章 / 第1章 赤牌 / 第2章 見切り / 第3章 スピード / 第4章 展開 / 第5章 引力
第6章 道標 / 第7章 流れ / コラム:雀荘事情・I / 第8章 反射・I / 第9章 反射・II
第10章 役満 / コラム:ルールとマナー / 第11章 奪取 / 第12章 正着打 / 第13章 槓
第14章 処理
第15章 フォーム / 第16章 オフェンス・I / 第17章 オフェンス・II
第18章 オフェンス・III / 第19章 オフェンス・IV / 第20章 切り込み / コラム:雀荘事情・II
第21章 データ戦・I / 第22章 データ戦・II / 第23章 凌ぎ / 第24章 耐力
第25章 七対子 / 第26章 牽制





